久々に GCC のメジャーバージョンアップ、
GCC 9.1.0 が出ましたのでいつものように試してみました。正式に Haiku をビルドするには、syslib も作らないといけませんが、とりあえずエラーチェック用のクロスビルドツールは
GCC 8.3.0 に
パッチを当てた後、gcc/config/haiku.h と headers/os/BeBuild.h の修正で問題なくビルドできました。
x86_64, hrev53106 で試した結果 (
buildlog)
- -Werror=address-of-packed-member (61 errors)
- -Werror=class-memaccess (311 errors)
- -Werror=format-overflow= (7 errors)
- -Werror=format-truncation= (1 errors)
- -Werror=nonnull-compare (2 errors)
- -Werror=restrict (1 error)
- -Werror=stringop-truncation (1 error)
- -Werror=vla-larger-than= (1 error)
まだまだ、class-memaccess と string 関係のエラーがたくさんありますが、特に class-memaccess の修正は単純な void* キャストではリジェクトされるので難しいところです。ほかにも、auto_ptr や dynamic exception specifications の削除 (-Wdeprecated) もあり、コンパイラの更新はまだまだ先になりそうです。
beta2 で変わるでしょうか?
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