2018/03/01

Haiku で Mozc の巻 (その 2)

前回の記事で mozc の動作についてコメントを頂いており試してみたかったのですが、protobuf パッケージが更新されてしまい、mozc パッケージがインストールできなくなってしまいました。そのため、haikuporter を使って mozc をビルドすることにしましたが、途中で作業用ボリュームのファイルシステムが壊れてしまったりいろいろ大変でした…
※ mozc のビルドには RAM が 2GB 以上必要なようです (1GB だとメモリ不足になりました)。

ともかく実行ファイルができたので、動作を試してみることに。コメントによると、前回ツールが動かなかったのはフォントの問題ということで、まずはデフォルトの Noto Sans で動作を確認してみました。手書き入力いいですね。


ツールの動作は確認できましたが、Noto Sans のままではウインドウタイトルなどの日本語が表示されない ので、各種日本語フォントを入れて試してみました。


Mozc の文字パレットで使えるフォントを表示させてみましたが、どうも Haiku の Qt は、TrueType フォント (.ttf) 以外を認識してくれないようです。上図だと、左側のターミナルの画面に見える Noto Sans CJK JP、Noto Sans CJK JP KaiSource Han Sans JP が文字パレットのフォントリストに入っていません。今後の Qt パッケージのバージョンアップに期待したいところです。

Qt アプリ対策として、以前の Haiku 標準フォントだった VLゴシックを使うのも良いですが、Noto Sans CJK も捨てがたくさてどうするか?

2 件のコメント:

  1. 手書き 文字認識 検索 でしょうか 凄い!

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    1. Darioさんこんにちは。
      手書き入力は日本語の練習に役立つかもしれませんね。

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