2020/04/26

TMS 940 号の巻

TMS 新体制移行から 1 年。目立つ変化は以下のようなところでしょうか。
  • 実物記事が多くなった
  • 模型の写真が実物を意識したものになった
  • インタビュー形式記事の増加
一見内容が詰まっているように見えますが、模型の記事はそれほど増えていない気も。もったいないのはレーザーカッターや今号の 3D プリントのような新技法の記事を単発記事にしてしまったこと。連載でじっくり技法やコツを見せたほうが雑誌の強みも活かせるし。新技法では他紙の後発の TMS の追い風になったでしょう。

今号で面白いのは、編集長の手帖か。趣味なので、模型は作る分にはガチのスケール物でも自由形でも、3D プリントでも鉄コレの塗り替えでも何でも OK ですが、作品展などでこれらを同様に評価するのは難しいと思いますし、自由形部門のないレイアウトはさらに厳しいでしょう。カッパが川で釣りをしていたりヤードに緑の猫の像が鎮座しているようなたのしいレイアウトはもう出てこないかな。

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