2016/03/05

Haiku in 2016 の巻

3/21 リンクを修正しました。

久々のあやしい私訳は、DistroWatch Weekly, Issue 650, 29 February 2016  より、Jesse Smith 氏による、Haiku in 2016 です。今回は (たぶん) レビューワーの方の記事ということで、視点が変わっていてなかなか面白かったです。

著者の一番の関心は、Linux / BSD では珍しい 1 つの開発者グループによる開発の成果にあるようですが、スクリーンの前にいるユーザー側のメリットといえば、UI /フレームワークの統一ぐらいしかないのではないでしょうか。最近は Qt アプリも増えてきましたが…

標準のアプリ名からその内容がわかりやすいのに感心していることは興味深かったです。日本語版もうまくアプリ名が翻訳できるとよいのですが。HaikuDepot からのアプリの選択の難しさは、レビューサイトなど、OS 外でアプリ情報を補うしか無いでしょうね。スクリーンショットアプリについてはメニューに出ている OS のほうが少ないかも (Windows7 はスタートメニューに出てましたが、あれでは名前からは推察できないなぁ)。

最後の結論のところはうまく訳が付けられず、著者が Haiku を評価しているのかどうなのかよくわかりませんでしたが、個人的にはセキュリティ面が解決すれば、"パーソナル" コンピューターはマルチユーザーである必要はまったく無いと思います。今で言えば、ちいさい PC であるスマホを一人一人専用で持っているような感じです。

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