2012/08/15

Developer interview: How Haiku is building a better BeOS の巻

開発者インタビュー: Haiku はどのようによりよい BeOS を構築しているか

Haiku のコアデベロッパーの一人、Stephan Aßmus 氏へのインタビューを含む記事です。

Haiku の開発思想の説明として、進化論的な開発手法を取る Linux と、完成した OS (BeOS) を再構築していく Haiku との違いが述べられています。また、ここでは、別の記事と同じく、Haiku の特徴として、システム要素がすべて一体となって動作することと、複数のフレームワークといった冗長性の無いことがあげられています。

Haiku 開発チームの特徴や、新たな機能を導入する際の考え、そして、今後のリリース、α4、R1、および R1 以降のことも述べられています。

最後に、Qt や OpenJDK など、他のフレームワークの Haiku への移植の問題点をあげているのが興味深かったです。
“Qt is already available for Haiku. Maybe someone ports GTK. The OpenJDK port is very far along and can run big Swing based Java apps. This both benefits Haiku as a platform, but it also makes it less compelling to write native Haiku apps.

“And that basically defeats the desire to provide a redundancy free system where everything works only one way, completely integrated with everything else.”
クロスプラットフォームフレームワークの移植により、アプリは増え、Haiku のプラットフォームとしての魅力は増しますが、逆に、Haiku ネイティブアプリおよびHaiku 自体の開発意欲が失われる危険性を述べています。このあたりの話を思い出してしまいました…

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