2012/04/30

Haiku インストールメモ 2012 (その 2) の巻

次に Haiku ソースコードの取得です。Haiku ではソースコード管理に git を使用しています。git の使い方は、Haiku のビルドなど、実際の作業はローカルマスターブランチから作成した作業用ブランチ上で行い、ローカルマスターブランチはいじらない方針で進めます。

最初に、git をインストールします。
haiku@haiku:~$ sudo apt-get install git

ユーザー名とメールアドレスを設定します。
haiku@haiku:~$ git config --global user.name "ユーザー名"
haiku@haiku:~$ git config --global user.email "メールアドレス"

作業用ディレクトリを作成後、ローカルにマスターブランチを作成します。端末を複数立ち上げるなどして、同時に作成することもできます。
haiku@haiku:~$ mkdir haiku
haiku@haiku:~$ cd haiku
# ビルド用ツール
haiku@haiku:~/haiku$ git clone git://git.haiku-os.org/buildtools
# Haiku 本体
haiku@haiku:~/haiku$ git clone git://git.haiku-os.org/haiku

マスターブランチができたら、作業用ブランチを作成し、チェックアウトします。
haiku@haiku:~/haiku/buildtools$ git branch mybuild
haiku@haiku:~/haiku/buildtools$ git checkout mybuild

haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git branch mybuild
haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git checkout mybuild

ソースを更新する場合は、マスターブランチにチェックアウトしてから行います。チェックアウトの際エラーがあれば、ローカルブランチを git commit -a などで修正しておきます。チェックアウトの前に、git status で未コミットのファイルがないか確認しておくとよいでしょう。
haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git checkout master
haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git pull
haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git checkout mybuild
haiku@haiku:~/haiku/haiku$ git merge master

参考:

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